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1995-02-09
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10KB
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238 lines
Graphic viewer Susie for Win Ver0.14
一・はじめに
このプログラムは幾つかの種類の画像データをWindows上で表示するものです。
対応している環境はCPU 386SX以上、日本語Windows3.1、256色以上です。
16色以下の環境には対応していません。
注)前バージョンとの変更点には行頭に「*」がついてます。
二・インストール
Susieは本体であるsusie.exeと画像を展開するplug-inで構成されます。
本体のみではBMPファイルとフルカラーベタファイルしか展開出来ません。
Plug-in は別途入手し本体と同じディレクトリに置いて下さい。
外部Plug-inはSusieと同じ場所で入手出来るはずです。
三・使い方
・起動と画像ファイルの選択
ファイルマネージャ等から起動して下さい。
開きたい画像ファイルは起動時にドロップするか起動してからドロップするか
起動してファイル..開くメニューから選んで下さい。
OPENダイアログにプレビューを付けてみました。プレビューチェックボックス
をチェックしてファイルを選ぶとその絵が右の枠内に表示されます。
OPENダイアログのCatalogボタンを押すと、選択されているディレクトリの
展開可能な絵をすべて縮小一覧表示します。そこで見たい絵を選んでダブル
クリックすると通常のサイズで展開されます。
(ただし、一覧表示するにはそれなりに時間がかかります(^_^;))
対応しているフォーマットは以下の通りです。
Susie.exe内蔵ローダ
Windows Bitmap (.bmp)
フルカラーべた ((.q0|.rgb)&(.fal|.ipr))
外部Plug-in (本バージョン公開の時点で)
Pi 16,256色 (.Pi)
MAG 16,256色 (.mag)
XLD4 16色 (.q4)
Pic 8,15,16bit (.pic)
Pic2 8,15,24bit 算術圧縮/ハフマン圧縮/べた (.p2)
JPEG(JFIF) YVU/GrayScale ハフマン圧縮 (.jpg)
LHa lh0~lh5 (.lzh)
LHaで圧縮されたファイルを開くとファイル一覧のウインドウが開きます。
見たい絵をダブルクリックするか、選んで(複数選択可)「開く」ボタンを
押して下さい。
* また、LHaで圧縮されたファイルをCtrlキーを押しながらドロップすると
* 含まれる画像ファイルをすべて開きます。この時画像以外のファイルが
* 含まれているとそれも開こうとしますのでエラーメッセージが表示され
* ますが、無視して下さい。
* 設定ダイアログで「書庫ファイルはドロップですべてオープン」を選ぶと
* 通常のドロップですべての画像を開き、Ctrlキーを押しながらドロップで
* 選択ウインドウが開くようになります。
* (NTでの使用時にはCtrlキーが効かないようです。必要に応じて設定で
* ドロップでオープンを選んで下さい。)
フルカラーべたファイルは拡張子が.Q0か.RGBで、.FALか.IPRファイルが
同じディレクトリに存在する必要があります。
それ以外は拡張子が標準のものになってなくても対応しているフォーマットな
ら適当に選んで展開出来ると思います。
複数のファイルをドロップした場合、表示待ちのファイル一覧が
ダイアログボックスに表示されます。
このダイアログで一度指定したファイルのキャンセルや表示順の変更等が
出来ます。
このダイアログが邪魔な場合はアイコン化しておいてください。次からも
アイコンになります。
* このダイアログが隠れてしまった場合はメインウインドウをクリックして
* 前面にもってくるとついて上がって来ます。
* また、設定ダイアログで最前面に設定する事も出来ます。
・メニューとツールバー
各画像のウインドウのメニューは省略できます。
設定ダイアログでお好きな方を選んでください。
どちらにしても、ウインドウやアイコンの上で右クリックすればメニューが
呼び出せます。
ファイル..設定ダイアログで「ツールバーを表示する」チェックボックスを
チェックするとツールバーが出ます。
ツールバーは位置固定/追尾式、縦型/横型とえらべます。
追尾式を選ぶと、カレントウインドウとの相対位置が常に同じになる
ようにツールバーが移動します。
ツールバーの内容もカスタマイズ出来るようにしたいと思ってます。
・画像の表示と加工
・256色環境
256色環境で多色画像を見る場合、減色方法が選べます。
ファイルを開く前に表示メニューの中の標準、誤差拡散、パレット最適化から
選んで下さい。選択内容は終了しても保存されます。
複数の画像を表示した時、ディスプレイドライバとの相性でパレットの変更に
伴って画面が乱れる事があるようです。この時はファイル..設定ダイアログの
「非アクティブウインドウの色調整をする」チェックボックスをクリアして
下さい。
・アスペクト比
pic,pic2等でアスペクト比の補正が必要な場合、正しく補正するために
簡単なフィルターを通しています。このため、微妙に輪郭がぼけます。
メニューの表示..アスペクト比の変更で画像の縦横比を変える事が
出来ます。256色以下の絵では今のところこの機能は使えません。
画像のウインドウはアイコン化すると画像を縮小したアイコンになります。
・画像の接続
メニューの画像..接続で画像をつなぐ事が出来ます。
つなぐ事が出来るのは画素当たりの色数が同じものです。
あらかじめつなぎたい画像をすべて開いておき、画像..接続コマンドを
選びます。
ダイアログでつなぐ方向(上下または左右)を選び、まず上(左)に
なる画像を選びます。次に下(右)になる画像を選びます。下(右)の
画像の候補には上(左)の画像と接続可能なものだけがリストアップされ
ます。
リストはウインドウの順番ですから、繋ぎたい絵を一番上にもって来ておくと
探さずに済みます(^_^)
さらに別の方法としてドラッグアンドドロップで簡単につなぐ方法を
導入してみました。
片方の絵をまず開き、もう一枚の絵のファイルをファイルマネージャから
ドラッグし、ドロップします。このとき、下に繋ぎたいなら絵の下の端の
方というように、繋ぎたい方の端にドロップします。
設定ダイアログでこの機能をCtrlキーを押してる時のみ働くようにも
設定出来ます。
・画像の保存
ファイル..別名保存で画像をBMPファイルとして保存出来ます。
フルカラー画像を減色して表示しているかアスペクト比の調整を
行っている場合、ダイアログボックスの「ファイルの種類」で
原画と表示のために加工されたものと、どちらを保存するか選択できます。
・画像付属のドキュメント
画像ファイルに内蔵された文字情報と付属のドキュメントを表示できます。
メニューの「ドキュメント」内にみつかったファイルのリストが表示されます
から選んでください。
付属のドキュメントというのは画像ファイルのファイル名の拡張子を
設定ウインドウで指定した物に取り替えたファイルです。
拡張子リストは「;」で区切って追加できます。
設定ダイアログのFontボタンを押すとドキュメントウインドウのフォントの
選択ダイアログが開きます。
三・履歴
94/05/25 ver0.01
・正式版公開
94/06/07 ver0.02
・JPEGとP2の展開後メモリーにごみが残ってたバグを修正。
・ウインドウの背景色を黒に。
・ウインドウが大きい時、絵をセンタリング。
・画像の接続の機能を追加。
・展開に失敗した画像のリストに失敗した理由を表示。
・WinNTでドラッグ&ドロップに失敗するバグを修正。
94/06/13 ver0.03
・接続ダイアログのコンボボックスにスクロールバーを付けた。
・アスペクト比変更機能追加。
・コンパクトメニュー追加。
・「すべて閉じる」「すべてアイコン化」「すべて通常表示」を
追加。
・起動時メインウインドウをアイコン化する設定を追加。
94/07/22 ver0.04
・一部のPiの展開に失敗するバグを修正。
・RGBとGrayScaleのJPEGの展開が出来ないバグを修正。
・ドロップ一発接続機能。
・BMPで保存出来るようにした。
・ドキュメントブラウザを付けた。
94/07/28 ver0.05
・一部のビデオカードで起動しなかったバグを修正。
・右クリックでメニュー表示。コンパクトメニューは廃止。
・左クリックで「つまんで動かす」機能を追加。
・接続してできた絵のウインドウの挙動がおかしくなるバグを修正。
94/08/02 ver0.06
・JPEG画像のタイトル表示が一部おかしかったバグを修正。
・メインメニューから一部コマンドが動かなかったバグを修正。
・GA1024i等の一部のビデオドライバのバグを回避するようにした。
・テキストウインドウでも右クリックでメニュー表示。左クリックで
スクロール。
・ツールバーがAlt-F4で閉じてしまい、その後アプリケーション
エラーを起こしていたバグを修正。
・16色で幅が奇数のPiの展開部のバグの修正。
(実はまだ256色で幅が奇数のPiは正常に展開できない(^_^;))
・パレット付きのフルカラーBMPファイルに対応。
94/09/04 ver0.07
・JPEG画像がLocalメモリーを食わないようにした。
・オープンダイアログにプレビューを付けた。
94/11/10 ver0.10
・画像展開部を分離してPlug-inとした。
・カタログ機能を付けた。
・画像の展開中も他の画像ウインドウの操作が出来るようにした。
・(.Q0|.RGB)+.IPRに対応した。
・ドキュメントブラウザのfontが選べるようにした。
・Macバイナリ付きのドキュメントも正常に開けるようにした。
94/12/03 ver0.11
・カタログウインドウのスクロールバーのバグを修正。
・カタログ機能でメモリーにごみを残すバグを修正。
・カタログウインドウでキーによるコントロールをサポートした。
・パレット最適化ルーティンをちょっとだけ改良。
・ドキュメントブラウザのfontstyleも保存するようにした。
・画像のセーブで、原画と減色やアスペクトの調整を行ったものと、
どちらをセーブするか選べるようにした。
94/12/13 ver0.12
・減色ルーティンを少々チューニングした。
・一部機能でのUNDO・REDOのサポート。
・画像の接続を少ないメモリーで出来るようにした。
(「オリジナルを残す」はUNDOがあるので廃止しました)
95/02/02 ver0.13
・カタログ表示でファイル数が多いと動作が不安定になる問題を
解決。
・メインメニューがアイコン化されててもショートカットキーが
利くようにした。
・ウインドウ背景が白以外に設定されている場合の問題を修正。
・LHaで圧縮されたファイルから直接画像を開く機能を追加。
・画像の回転等の処理中に次のコマンドを受け付けないように修正。
・表示待ち行列の操作が出来るようにした。
* 95/02/09 ver0.14
* ・画像の表示中に設定ダイアログを閉じるとツールバーが2つ表示
* されるバグを修正。
* ・ダイアログのリストボックスの水平スクロールバーが表示される
* ようにした。
* ・Queダイアログを最前面に設定出来るようにした。
* ・書庫ファイルをドロップ一発で画像表示まで出来るようにした。
* ・NTでの動作を改善。
四・最後に
このプログラムはフリーウェアです。
このプログラムの使用に起因するいかなる事態も責任を負いかねます。
通信と個人的な手渡しによる転載、流通に関しては内容の改変等が無い限り
制限はありません。
それ以外の方法による流通(雑誌、書籍等の付録ディスク、CD-ROM等への
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